【評価チャート】各項目の評価基準
評価チャートは、あくまでもユーザーが装置を選択する際の目安として、参考にしていただくためのものです。
スコアの大小が直接装置の優劣に結びつくものではありません。
経済性
耐用年数や処理風量を考慮し、イニシャルコストにランニングコストを加算して1年間にかかる費用で判定 |
【注意】必要処理風量が小さい発生源(生ごみ処理機など)に設置する脱臭装置の場合、この評価基準を用いると経済性が相対的に低めに判定されてしまうことに留意してください。
省スペース
装置を設置するために必要なスペースを、装置を囲うケースやメンテナンスに必要なスペースを含んだ容積で判定 |
脱臭性能
脱臭装置による臭気指数の低減度と出口臭気指数から判定 |
選択ガイド<2003 飲食店版>に掲載されていた装置(装置詳細を参照)は、検討会立ち会いによる実測調査を行っていないため、脱臭性能についてのスコアはつけていません。
維持管理
日常点検の容易さ、点検実施者、点検の頻度を総合して判定 |
信頼性
検討会において評価した技術的な信頼性に納入実績を加味して判定 |
a [評価チャート]
経済性、省スペース、脱臭性能、維持管理、信頼性の5項目について評価しています。 >評価チャートの算出方法
b [適用可能業種]
最適業種以外にも適用することが可能な業種を記しています。
c [特徴]
維持管理方法や耐久性、環境への影響や安全面での長所、短所などを記載しています。
d [総合評価]
装置の特筆すべき長所や脱臭効果、維持管理上の留意点、様々な業種に対する適用可能性などについての評価です。
e [業種、臭質、想定臭気指数]
業種 : 装置が実際に導入されている業種を具体的に示しています。*印は最適業種を表しています。
臭質 : 装置が処理しているにおいの質を示しています。
想定臭気指数:臭気の強さによってランニングコストなどが変わるため、想定する臭気指数の下でコストの算出を行っています。
【注意】 選択ガイド <2003飲食店版>に掲載されていた装置(装置詳細を参照)は、臭気指数40程度の油煙を含む強い焦げ臭を想定していることに注意してください。
f [稼動条件]
電気、ガス、水道などの使用量を算出する際に仮定した1ヶ月あたりの稼動時間。
g [必要スペース]
装置を設置するために必要なスペースを表しています。必要スペースには、装置を収めるケースやメンテナンスを行うためのスペースなどが含まれます。
h [ランニングコスト]
装置を動かすために必要な1年間あたりの光熱費や消耗品代、定期メンテナンス費用などが含まれており、その内訳は装置ごとに異なります。算出に用いたユーティリティの単価は次のとおりです。
電気使用量 : 200V3相10円/kwh 100V単相15円/kwh
水道使用量 : 250円/m3(上下水道)
ガス使用量 : 110円/m3
i [脱臭性能]
脱臭性能の測定結果は、検討会立ち会いの下で行われた「実測調査結果」と、メーカーからの提出書類に基づく「メーカー提示情報」に分かれています。メーカー提示情報に記載されている「メーカー保証値」は、メーカーが保証する脱臭効率または脱臭装置出口における臭気指数を表しています。
【注意】 選択ガイド<2003飲食店版>に掲載されていた装置(装置詳細を参照)は、
検討会立ち会いによる実測調査を行っていないため、「実測調査結果」は記載されていません。